おもしろコラム5月号
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十六藤の本家本元は大化の改新で有名な藤原鎌足です。鎌足の功績のお陰で藤原氏の権力がどんどん拡大し、摂政・関白に任ぜられる摂関家となりました。やがて藤原一族では分家に「藤原」の一文字の「藤」を与えて別の苗字を名乗らせるようになります。例えば左衛門尉という位だった藤原氏には左(佐)プラス藤で「佐藤」と加賀に住む藤原氏には「加藤」と、尾張に住む藤原氏には「尾藤」と名乗らせました。このように官職名の一部や地名に藤を合わせて新しい苗字を作り、「藤」を日本各地へ広めていったのです。現在でも多くの人が十六藤の苗字を名乗っていて、学校や職場やご近所に必ず一人はいます。もしかしたら藤原氏の野望は平成の今でも続いているのかもしれませんね。藤原氏の家紋には当然ながら藤の花が描かしていました。なんと古墳時代には、石棺をれて乗いせまたす台。車藤をは藤かのなツりル古でく編かんらだ日縄本でに引自っ生5月号-27  

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