おもしろコラム5月号
43/183

血流が細くなるので、当然、冷え性、低体温、体力、免疫力の低下を起こしやすくします。もう一つは、皆さん甘いものを食べると笑顔になり、リラックスするでしょう?すると胃の平滑筋も、同じようにリラックスして、ダラ~となります。これを続けていると、どんどん胃が力をなくして下垂し、未消化物や水分が留まったり、消化能力も落ちてくるんです。胃の機能が低下すると、他の臓器にも影響して、どんどん悪循環を起こしてしまいます。運動せずに甘いお菓子を食べて、座り仕事とかをしていますと、体脂肪もひと月で5~10くらい、簡単に増えます。スイーツは、確かに魅力的ですが、度が過ぎないよう、ご注意くださいね!   (文:薬剤師、薬食同源アドバイザー      乳がん発病と大いに関係しているのは、食事による影響です。平成元年以前は、乳がんは極めて少なく、特に20~40代の若い方の乳がんを、殆ど耳にしませんでした。ところが最近では、若い世代の乳がんが爆発的に増えています。食事の欧米化に伴ない、我が国だけでなく、中国や東南アジアの国々でも以前にはなかった若い方の乳がんが増え高田理恵絵:吉田たつちか) 201105  食事からのホルモンについて   /-         5月号-42  

元のページ  ../index.html#43

このブックを見る