おもしろコラム8月号2024
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が原産です。意外にも日本には江戸時代に入ってきています。乾燥に強く、反面、多湿を嫌いますので、雨のあたらない軒下などに鉢植えすると、よく花をつけます。こしますから、園芸初心者にはうってつけの花といえます。あまり世話をしないほうがいいのです。 くらいに切り詰めるとよいようです。挿し木で株を増やすのは本来5〜6月が適しますが、剪定した枝でさし枝を作り、冷房のきいた日のあたらない室内で、挿し木をすることができます。発根は23〜26度が適しています。 さて、ゼラニウムの香りは比較的強いので、あまり好きではない人も多いようですが、意外にも、このありふれた花には女性ホルモン系のバランスをとり、月経不順時の不快症状や、更年期障害の症状をやわらげる効果があります。血液の流れをよくするので、女性にとってはうってつけの香りといえます。また、ある程度の虫除け効果もあるそうです。精油が市販されていますが、日差しの強い盛夏でも、生き生きと花を咲かせるゼラニウムは南アフリカ肥料をやりすぎると葉ばかりが茂りますし、水をやりすぎると根腐れをお最盛期は5月から9月ですが、猛暑の折は、さすがに株が弱るので、半分     盛夏に強い 女性の味方       8月号-136  

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