夏の行楽シーズンをどのようにお過ごしですか?旅先のホテルやレストラン、観光施設などを訪れて感じるのはホスピタリティではないでしょうか。ホスピタリティとは「思いやり、心遣い、親切心、誠実な心、 8月号-72 おもてなし」です。ホスピタリティを感じれば、旅の印象はぐっと高まり、思い出に深く刻まれます。サービスを提供する側も、上質なホスピタリティを学び、そして心掛けています。このホスピタリティというサービス理念は、キリスト教徒のエルサレム巡礼が基となっています。交通手段が発達していなかった昔、ヨーロッパ各地からエルサレムへたどり着くまでかなりの月日を要しました。例えばハンブルグからだと二年もかかったとか。そうなると必要となってくるのが宿泊施設と病院です。長旅の道中では突然の怪我や病気も起こりますからね。 ホスピタリティというサービス理念
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