心臓は絶え間なく収縮と弛緩を繰り返して血液を全身に送り出していますが、タンパク質不足ではこの働きが弱くなり1回に送り出す血液量が減り、その分回数でカバーするために動悸が起こります。手足や顔がむくんでだるい人の多くが、タンパク質の不足と糖質の摂りすぎです。血中蛋白が不足すると、その濃度を高めるために水分が組織に移動し、組織は水浸しで血管内は脱水が生じます。また、甘いものは体の水を引き止めて浮腫ませる働きがあります。夏はあっさりした冷麦や冷奴、素麺などで食事が終わってしまうことが多いですが、このような食事では益々タンパク質不足に陥り、夏バテを起こします。夏こそしっかりと赤身のお肉やお魚を補給しましょう!カレーなどの香辛料や南蛮漬けなどの酢の物にすると、とても食べやすいです。サプリメントでは、エネスポ(アミノ酸製剤)やコルマータQ10(コエンザイムQ10)がお勧めです。胃腸の働きが低下している人では、プロテインを摂っても効果的に吸収できないので、小さな単位まで高田理恵絵:吉田たつちか)202508/-第3章 健康のコラム 分解されたアミノ酸製剤がお勧めになります。また、コエンザイムQ10は心筋でのエネルギー産生を高め、1回拍出量を増やしますので、体の隅々にまで血液が行き渡り、怠い重い症状を一掃します! (薬剤師・国際中医師・国際薬膳師 8 月号 -93
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