おもしろコラム 巨椋 修
174/318

  食文化ウソ・ホント  大正12年、関東大震災で焼け野原になった東京で炊き出しが行われたが、その炊き出しの中に釜で炊いた混ぜご飯があった。それをヒントにして一人用の釜で混ぜご飯を出すようになったのがはじまり。  和食が世界遺産に認められたのは健康にいいから。ただし洋食や中華料理が健康に悪いというわけではなく、和食でもバランスを欠いてしまっては元も子もありません。また、日本人の食卓が本当の意味で美味しく健康的になったのは、1960年代くらいからで、それまでそれまでは塩分とごはんの量が多く、副食もあまりなかったと言われていましたがそのころから洋食の影響を受けてたんぱく質の量も多くなり健康的になったと言われています。ただ、まだ塩分が多いのでそこは注意ですね。  ホント ホント 釜めしは関東大震災で生まれた和食は健康にいい駅弁は新橋ではじまった173

元のページ  ../index.html#174

このブックを見る