おもしろコラム 巨椋 修
254/318

ろうとするからではないか?」と、いう仮説があります。つまり「睡眠時間が短いと、ホルモンが出て空腹感が出る。そのため、起きている時間にたくさんモノを食べてしまうから」という説です。さらに悪いことに、睡眠不足になると「コルチゾール」という、ストレスホルモンも出てくるのですが、このホルモンはインシュリンの分泌を促進しますので、より一層太りやすくなるというわけです。季節はもう夏、睡眠不足には、充分に気をつけたいですね。   夏太りについて書いていますが、夏に食欲がなくなって夏痩せしてしまう人も多い事でしょう。どっちもいやですよね。ところが両者には、ある共通点があるのですよ。それは食べ物。夏になると、夏太りする人も、夏痩せする人も、冷たくてのど越しのいいそうめんや冷やし中華、アイスクリームにシャーベットと、カロリーや糖分が高くて、栄養価が低い食べ物に偏りがち。結果、夏太りする人はカロリーオーバーで太り、夏痩せする人は冷たいものばかりで、胃腸が疲れちゃう。冷たいもの、のど越しのいいものばかりじゃなくて、ちゃんとタンパク質やビタミンの豊富なものを食べて、夏を乗り切りましょう!夏太りと夏痩せに対処する253      

元のページ  ../index.html#254

このブックを見る