TEBRA通信 2020年5月号
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ホンダマツダスズキトヨタ日産◉生産年式◉純正タイヤサイズ◉指定空気圧(kPa)運転席ドアピラーのインフォメーションラベルの規定値参照◉警告灯種類◉補足令和元年5月~▪225(255)/50(45) R17:( )カッコ内は後輪数値▪255(275)/40(40)ZR18:( )カッコ内は後輪数値▪255(275)/35(35)ZR19:( )カッコ内は後輪数値直接式(空気圧センサー&発信機、車両側・受信機&モニター)17インチ車はランフラットタイヤ装着67 1 タイヤ空気圧警報システム 概要&制御&機能 1 システム概要◦タイヤ空気圧警報システムは電子式監視装置で、車両に取り付けられた4輪の各 タイヤ空気圧を測定している。1本以上のタイヤの空気圧低下が発生し、閾値未  満まで低下した場合に運転者に警告を行う。 ◦タイヤ空気圧の低下が検出されると、警告灯と警告メッセージで運転者にそのタ イヤを告知する。 ◦タイヤ空気圧警報システムの状態はマルチディスプレイASSYから確認できる。各 タイヤの現在の空気圧と規定空気圧が表示される。 ◦タイヤ空気圧警報システムを使用すると、複数のタイヤの空気圧低下を具体的に 表示することができる。 ◦タイヤ空気圧を変更する場合、システムの機能により正確な規定空気圧が表示さ れる。 2 システム制御 ◦タイヤ空気圧警報システムはスキッドコントロールコンピュータに統合されてい る。リモートコントロールレシーバは、各タイヤプレッシャモニタバルブSUB-  ASSYから無線信号を受信する。リモートコントロールレシーバは、CAN通信線を  介してメインボデーECUに接続されている。メインボデーECUはフレックスレイ  通信線を経由して信号をスキッドコントロールコンピュータに送信する。 ◦スキッドコントロールコンピュータは、コンビネーションメータASSYとマルチ ディスプレイASSYに表示情報を送信する。コンビネーションメータASSYはタイ  ヤ圧力低下を警告表示灯で表示し、マルチディスプレイASSYは注意メッセージを  表示する。マルチディスプレイASSYでは、車両ステータスメニューからタイヤ空  気圧に関するその他の情報を呼び出すことができる。 ◉タイヤ空気圧を調整する際は、タイヤ空気圧警報システムを正常に機能させるため、設定空  気圧を守る必要がある。 ◉タイヤ交換の際は、リヤタイヤの寸法を設定する。 ◉毎年夏・冬毎にタイヤ交換する場合は、各々最後に使用したタイヤの寸法値が記録される。 ▎スープラ            DB82、DB22、DB42

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