TEBRA通信 2020年5月号
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《ミリ波レーダーと単眼カメラ》単眼カメラ-25-ミリ波レーダー《対歩行者》◎ プリクラッシュブレーキは歩行者や自転車運転者に対しては自車が約10~80km/hの速度域で作動する。《対車両》◎ 車両に対しては自車が約10km/h以上で作動する。例えば、停止車両に対し自車の速度が約50km/hの場合 ※90°からデジタル角度計で測定した数値を引いた値がセンサ角度になる。 ※デジタル角度計の仕様は真横で90°を指す。⑧GTSをDLC3コネクターから取りはずす。Sense」として全車に標準装備している。 ①衝突回避支援:プリクラッシュセーフティシステム(PCS)  ②車間距離維持走行支援:レーダークルーズコントロールシステム(全車速追従機能付)  ③車線維持支援:レーントレーシングアシスト(LTA)  ④夜間視界支援:アダプティブハイビーム(AHS)/オートマチックハイビーム(AHB)  ⑤標識認識:ロードサインアシスト(RSA)◎ プリクラッシュセーフティシステムは、フォワードレコグニションカメラおよびミリメータウェーブレーダセンサASSYの双方の情報をもとに、先行車両、歩行者および自転車運転者の存在を検知する。◎ 「ミリ波レーダー」は検知できる距離が長いのが特徴で、速度域の高い状況にも対応する。◎ 「単眼カメラ」は物体の形や大きさが識別でき、クルマや白線、対向車のランプだけでなく歩行者も認識できる。プリクラッシュセーフティシステム(PCS)◎ 前方の車両や歩行者(昼夜)、自転車運転者(昼)をミリ波レーダーと単眼カメラで検出し、警報ブザーとマルチインフォメーションディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせる。ブレーキを踏めた場合はプリクラッシュブレーキアシストが働き、ブレーキを踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキを作動させ、衝突回避または被害軽減をサポートする。例えば、歩行者との速度差が約40km/hの場合には、衝突回避または被害軽減をサポートする。は、衝突回避または被害軽減をサポートする。Toyota・Safety・Sense平成30年1月~1.システム概要◎ ドライバーの安全な運転を補助するさまざまな運転支援システムを、予防安全パッケージ「Toyota Safety

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