TEBRA通信 2020年9月号
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ダイハツ タント《目次》P.1401.システム概要P.1432.注意点及びカメラ光軸調整等が必要となるケースP.1453.構成部品&システム図4.フォワードレコグニションカメラ(ステレオカメラECU)光軸調整&機能検査/ソナー機能検査P.156 ▪フォワードレコグニションカメラ(ステレオカメラECU)光軸調整 ▪フォワードレコグニションカメラ(ステレオカメラECU)機能検査P.159P.163 ▪ソナーECU、ウルトラソニックセンサNo.1(フロントソナー)機能検査P.164 ▪ソナーECU、ウルトラソニックセンサNo.1(リヤソナー)機能検査 ▪ACC、LKCスイッチ機能検査P.166衝突警報機能・事前ブレーキ弱ブレーキ被害軽減ブレーキアシスト・緊急ブレーキ強ブレーキ-140-※令和元年7月現在の修理書を基に作成している。今後のマイナーチェンジ等により内容が変更される場合がある。衝突警報機能&衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)◎前方障害物(対車両、対歩行者)をフォワードレコグニションカメラで認識して、コンビネーションメータのブザー吹鳴とインジケータ/ウォーニングの点滅/点灯表示により、注意を促す。◎緊急ブレーキ機能により、運転者の前方不注意などによる(対車両:前方約60m、対歩行者:前方約30mで検知)追突事故防止をサポートする。◎ブレーキ制御はフォワードレコグニションカメラからの信号によってVSCECUが行います。また、緊急ブレーキ作動時にはストップランプを点灯する。◎緊急ブレーキが作動したとき、フォワードレコグニションカメラからの信号によってEFI/CVT/ecoIDLEECUがエンジン出力を抑制する。◎前方障害物(対車両、対歩行者)をフォワードレコグニションカメラで認識して、衝突の可能性が非常に高いかつ、運転手が回避のためにブレーキ操作をしたと判断した場合、制動力をアシストする。(被害軽減ブレーキアシスト機能は、速度差が約30~80km/h(対歩行者の場合は、約30~50km/h)で作動)ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)◎シフトポジションがD、S、Bのとき、フォワードレコグニションカメラまたはウルトラソニックセンサNo.1(車両前部)が認識(約10km/h以下)した障害物の手前で、運転者がアクセルペダルを必要以上に強く踏み込んだ場合に、「ブレーキペダルとアクセルペダルを踏み間違えた」とフォワードレコグニションカメラが判断し、エンジン出力を抑制することで急発進をゆるやかにする。またコンビネーションメータのブザー吹鳴とインジケータ/ウォーニングの点滅(*1)/点灯表示により、注意を促す。さらに、障害物との衝突が避けられないとシステムが判断すると、エンジン出力抑制に加えブレーキ制御を行い、衝突の被害軽減または衝突回避を支援する。1.システム概要5ダイハツ・タント[LA650・660系]スマートアシストはじめに

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