TEBRA通信8月号
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1--- 1.ブレーキ・フルード1.リーフが採用している電動型制御ブレーキユニットは、内蔵されているモータによりマスタシリンダ部のピストンを動かすことでアシスト力を発生させている。2.また、回生ブレーキを採用しており、走行中にブレーキペダルを踏み込むと摩擦ブレーキによる制動力及び駆動モータによる回生ブレーキを協調制御し、エネルギ回収を効率よく行うよう制御を行っている。3.次の工程を経て制動力が生じる。 ①ブレーキペダルの操作量をストロークセンサで検出し、電動型制御ブレーキユニットのコントロールユニット部に送る。 ②電動型制御ブレーキユニットのコントロールユニット部からの指令により電動型制御ブレーキユニットのモータを駆動させてマスタシリンダ部のピストンを押す。 ③マスタシリンダ部のピストンを押すことでブレーキフルードがABSアクチュエータ・C/Uに圧送される。1エア抜き※作業を行う際は、ブレーキペダルを踏まずにパワースイッチをONにする。1.リザーバタンク内に異物などが入っていないことを確認し、新しいブレーキフルードを注入する。【ブレーキフルードの補充】交換周期(いずれか早い方)走行距離1回目1回目以降-76-時期3年2年2年指定品日産純正ブレーキフルードNo.2500(DOT3)定期交換部品区分自家用(乗用)レンタカー(乗用)ブレーキシステム概要ブレーキフルードエア抜き[区分①~④同一]第5章 整備

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