TEBRA通信8月号
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*1:チャコールキャニスタは、その装着位置がエンジンルームの奥であったり燃料タンクに内蔵されている等により目視による点検が難しい(行えない)場合があり、また、指定のホースを外し、通気・負圧等の点検を行うよう自動車メーカーが指示している場合がある。そこで本書ではチャコールキャニスタの点検方法を収録している。しかし、その点検方法が外部診断機を使用する場合は省略している。*2:パワーステアリングベルト及びファンベルトのたわみ量/張力の基準値については、弊社発行の「補機ベルト 交換&調整 マニュアル」を参照のこと。ただし、現在発行しているのは平成5~15年迄の乗用車235台を収録したVol.1(定価4,000円、送料200円)のみである。今後Vol.2~を発行する予定である。▪日 産(3車種)…81P ▪マツダ(4車種)…160P ▪ダイハツ(3車種)…211P ▪ホンダ(8車種)…97P▪スバル(2車種)…191P令和4年7月株式会社 公論出版 本書は、自動車点検基準(以下、法令)で定める「ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置」の「目視*1による点検」を素早く、かつ、的確に行うためにEGR、二次空気供給装置等の装置の有無と取付位置を車種別にまとめたものである。また、「かじ取り装置」等その他の点検項目についても、法令で定める点検項目に即した判定基準(基準値)を自動車メーカーが定めているものについてはその基準値*2を収録している。またCVT等の特殊な構造及び装置について、自動車メーカーが点検項目として定めている場合があり、かつ、日整連発行の「技術情報」に公表している場合収録している。しかし、本書のみで記録簿の記載を行うことはできない。必ず現車の点検の補助・参考として使用すること。現車と相違がある場合は必ず現車を優先すること。 「ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置」の点検の実施方法については、「自動車の点検及び整備に関する手引き(平成19年3月14日 国土交通省告示第317号)」、日整連発行「自動車定期点検整備の手引」を参考に行う事ができる。排ガスシリーズVol.1&2のP2~に収録しているので、参考にして頂きたい。しかし、編集をしているため必ずしも原文のとおりではない(最終的には必ず法令等の原文及び車種別の整備書を確認する必要がある)。 収録車種は、平成31年~令和3年頃に生産されていた乗用自動車(抜粋)合計36車種を収録している。また継続生産車については今後のマイナーチェンジ等により内容が変更される場合がある。疑問点については、弊社編集部で質問を受けている。 目次については、各メーカーの扉に記載しています。 ▪トヨタ(12車種)…2P ▪三 菱(2車種)…149P ▪スズキ(2車種)…201P本書について

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