三菱エクリプスクロス P.129 P.129 P.130 P.139 P.141 P.142※ 令和３年１月現在の整備解説書を基に作成している。今後のマイナーチェンジ等により内容が変更される場合がある。◎ ステアリングを大きく切っていない状態で停車中又は低速（約10km/h以下の速度）走行中、前後８個のクリアランスセンサーが前方及び後方（約４m以内）に車両や障害物を検知しているとき、誤発進抑制制御（前進/後退時）機能により、アクセルの急激な踏込みによるエンジン出力を抑制し、急な発進を防止し衝突時の被害を軽減し、メーター内の液晶ディスプレイでのメッセージによる作動通知とブザー吹鳴による警告音で警報を行う。◎ リヤバンパー内側に装着したBSW-ECU（電波式レーダー）が死角になりやすい斜め後方・隣レーン後方からの接近車両を検知し後側方車両検知警報システムを作動、ドアミラーインジケーターの点灯で存在を告知。その状態で車両のいる方向にウインカーを出すと警報ブザーとドアミラーインジケーターの点滅でより強く注意を促す。《目次》【e-Assist】１．システム概要 ２．注意点及びカメラ調整等が必要となるケース ３．構成部品＆システム図 ４．センサーキャリブレーション／点検 ▪FCM/LDW/AHB-ECUセンサーキャリブレーション ▪レーダーキャリブレーション（ACC/FCM-ECU） ▪BSW-ECU点検 1FCM/LDW/AHB-ECU（レーザーレーダーとカメラ）《取付け・取外し》◎ FCM/LDW/AHB-ECUを交換した場合は、FCM/LDW/AHB-ECUセンサーのキャリブレーションを実施すること。－129－１．システム概要◎ e-Assistは、次の運転支援装置によって運転者を補助し、安全で快適なドライブを支援する。 ① 衝突被害軽減ブレーキシステム［FCM］ ② 車線逸脱警報システム［LDW］ ③ レーダークルーズコントロールシステム［ACC］ ④ 後側方車両検知警報システム（レーンチェンジアシスト機能付）［BSW/LCA］ ⑤ オートマチックハイビーム［AHB］◎ FCM/LDW/AHB-ECU（レーザーレーダーとカメラ）、ACC/FCM-ECU（電波式レーダー）用いて前方の車両や歩行者との距離や相対速度を監視し、衝突被害軽減ブレーキシステム、車線逸脱警報システム、オートマチックハイビームを作動させる。衝突する危険性があると判断した時、警報ブザーやインフォメーション画面表示で注意を促し、ブレーキ制御を自動的に作動させて衝突回避または衝突被害の軽減をアシストする。２．注意点及びカメラ調整等が必要となるケース４三菱・エクリプスクロス［GK1・9系］e-Assistはじめに
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