TEBRA通信11月号
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※メーター名称は各車種毎で異なります。▪パーキングブレーキ表示灯 ※▪▪パーキングブレーキ警告灯 ※▪◎電動パーキング装着車では、キャリパーピストンの戻しが工具で  は出来ず、車両側でメンテナンスモード(ブレーキパッド交換  モード)に移行させないと基本的に交換が出来ません。交換時は、  メンテナンスモードによりブレーキキキャリパピストンを駆動  させることが出来ます。 EPB解除方法は、車両により異なりますが故障診断機を使用し ない方法と故障診断機を必要とする2通りです。<故障診断機を使用しない方法>1車内にて操作を行うことで解除できます。(パーキングスイッチの  ロック側とリリース 側の往復操作を数回繰り返す。又は、アクセ   ル/ブレーキペダルの開閉を規定時間内に繰り返す等)解除後、   ブレーキパッド交換を行います。 2ブレーキパッド交換後は、パーキングブレーキを通常(復帰)制御状態に戻す作業を行 います。(パーキングブレーキスイッチを各手順に従って操作し、電動パーキングブレー キ警告灯の点灯・点滅・消灯内容を確認します。)◎電動パーキングブレーキが故障時やバッテリー上がり等で解除出来ない場合は、機械的 に解除が行えます。尚、故障診断機を使用して解除を指定されている車種は、機械的作 業での解除は行えませんのでご注意下さい。<解除方法※> ※詳細な解除方法は各車種毎のページで確認下さい。1ディスクブレーキ又はドラムブレーキの後ろに付いているモーター(アクチュエータ)  のコネクターを外します。2モーター(アクチュエータ)の後ろに付いている各ボルト(又はアジャストナット)を  取り外し、モーター(アクチュエータ)を取り外します。3後輪ブレーキの後部ギヤ(又はスピンドル等)をトルクスレンチを使用して時計回りに  回すことでサイドブレーキを解除することができます。◎一部車種で、パーキングブレーキ関連部品の脱着、交換(ケーブル・ドラム・アクチュエー  タ・シュー)後は、 「バックアップメモリー消去」や「張力センサー0点取得」又は「ア  クチュエータ0点学習」等を行って下さい。これらの作業を行うことで、ケーブルの  巻き取り不良やパーキングブレーキ制動力低下及び制御部品の故障等が防げます。 尚、作業は必ず実車走行前に行って下さい。リヤブレーキパッドの交換(EPB解除)電動パーキングブレーキの強制解除電動パーキングブレーキの初期学習2

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