TEBRA通信11月号
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◎本書は、サービスインターバルリセット装着車の操作手順・作業内容をまとめました。 「サービスインターバル」とは、主にエンジンオイル(フィルタ含む)交換時期やタイ  ヤローテーション等の車両メンテナンス時期が近づいたことを車両オーナーに知らせる 機能です。(E/Gコンピューターで車両毎の最適な油脂交換時期等を算出し勧告します)◎収録は、国産乗用車・小型トラック・商用1BOXを収録しました。(現行・旧型問わず) (OEM車は個々のメーカーにより設定や数値等が異なる場合があるのでご注意下さい) また、「輸入車」は全て未収録ですので予めご了承の程、宜しくお願い致します。 ◎トヨタ車は、海外仕様(北米)モデルにはサービスインターバル設定がされている車両  がありますが、国内仕様には設定が無いので未収録とさせて頂きました。 また、ハイブリッド車で「駆動用電池の冷却部品のメンテナンスを販売店で受けて下さ い」の表示メッセージが点いた場合は、フィルターの目詰まり・吸入口が塞がれている 場合などが考えられます。その場合は、掃除機等で吸入口の清掃を行って表示メッセー  ジを消灯させて下さい。◎ホンダ車の「HMMFメンテナンスリマインダシステムのリセット」は本書では省略して おります。(作業手順等は、弊社書籍/オイルデータハンドブックをご参照下さい)サービスインターバルのリセット手順について◎車両別で設定手順は異なりますが、「エンジンオイル」 &「エンジンオイル フィルター交換」を主として行 うように設定されています。 一部の軽自動車は、「ターボ車のみに設定」の場合が あります。又、「オーナーによる選択」でサービスイ  ンターバルを設定するなど、車両により仕様や設定  方法が異なります。 前回(最後)のエンジンオイル交換後からの走行距  離(例:5,000 km)や月数(例:半年又は1年)で 整備勧告表示を行います。(数値は車種により異なる) リセットの警告表示が点灯又は点滅後、オイル類を 新油に交換します。交換後、マルチインフォメーショ ンディスプレイ内を操作して行う、又はリセットス イッチを押してオイル交換のリセット(オイルサー ビス時期)を行います。 次回も同様に同距離等を走行後、サービスインター  バルのリセット警告灯が点灯又は点滅を行い、ドラ イバーに「新油交換への勧告表示」を行います。 警告灯は「スパナマーク」による点灯や点滅パター ンが多く表示されますので実車にてご確認下さい。◎故障診断機を使用して、リセット作業を行うことも可能(車種によ り異なる)ですが、本書では故障診断機による設定手順は未収録と しておりますのでご注意下さい。1▪本書について▪

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