TEBRA通信11月号
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作業実例徹底図解 吹き付け塗装Ⅱ77手研ぎ(空研ぎ)後に、ダブルアクションサンダーで研磨マスキングペーパーに吹き付け、吐出量とパターンを確認表面のツヤが均一に消えるまでフラッシュオフタイム。再度、プラサフ塗装の範囲が覆われる程度まで範囲を広げ、重ねて吹き付けるプラサフ塗装を強制乾燥させている間に、リヤバンパーを足付け研磨し脱脂・清掃するサンダー研磨してから手研磨で修正、足付けへという一般的な方法とは逆に、手での研磨後に、足付けを兼ねたサンダー研磨を周囲まで広げ、残したところを手研ぎで補正する。この手順によってきめの細かい研磨面に仕上げる赤外線乾燥機を使用する時は、季節に応じて気温と湿度に配慮し乾燥面との距離を調整。温度計でこまめに60℃を超えないように確認する。40℃×5分、60℃×15分乾燥マスキング後、再度塗装個所を充分に脱脂・清掃しエアブローする左リヤフェンダーのプラサフ塗装範囲を中心に、黒色のカラープラサフを下から上に吹き付ける。口径は1.4mm。エア圧は0.17~0.18MPa、吐出量は全閉から4回転次ページ

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