TEBRA通信11月号
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DENSO《スパークプラグ交換後点検》◎ エンジン状態確認…以下のどれかに当てはまる場合は学習値初期化とアイドル学習を行う ▪ 部品交換前にエンジン関係のダイアグコードが出力していた。 ▪ 部品交換前のデータモニタ項目[A/F学習値(A/Fアイドル学習値#1、A/F低負荷学習値#1、A/F中負荷1学習値#1、A/F中負荷2学習値#1、A/F高負荷学習値#1のいずれか)]が、±20%をはずれていた。 ▪ 部品交換後に、始動不良、ラフアイドル、エンストがある。※ 本車両のエンジン学習値は、補機バッテリマイナスターミナル取りはずし、またはEFI-MAINヒューズ、ETCSヒューズの取りはずしでは初期化されない。期化⑤ 画面に表示される以下の条件を確認する。 ・IG ON ・エンジン停止 ・補機バッテリ電圧が9V以上⑥確認後[次へ]を選択し、学習値の初期化を行う。 ※ 画面に学習値初期化に失敗したことが表示された場合、実施条件の確認を行い、もう一度学習値初期化を行う。⑦ 学習値初期化完了後、データモニタにてA/F学習値(A/Fアイドル学習値#1、A/F低負荷学習値#1、A/F中負荷1学習値#1、A/F中負荷2学習値#1、A/F高負荷学習値#1)を確認する。結果: すべてのA/F学習値に0が表示されていれば初期化は正常に終了している。A/F学習値に1つでも、0以外の数値が表示されている場合は、再度初期化作業を行う。再度の初期化作業後A/F学習値の再確認を行い、0以外の数値が表示されている場合は、エンジンコントロールコンピュータを交換する。する。③エンジンを始動する。④ GTSを使用して、以下のメニュー項目を選択する。 : パワートレイン/エンジン/データモニタ/エンジン冷却水温⑤ エンジン回転状態でデータモニタのエンジン冷却水温がFK16BR-AL8※ 整備モード時、速度計試験などで車速を出した場合にウォーニングランプが点灯した場合は、GTSを使用してダイアグコードを確認し、必ずダイアグコードを消去する。1車両の状態① A/C OFF、Pポジションでエンジンが停止することを確認する。(エンジン暖機状態の確認)②整備モードに移行して検査を行う。 《検査時の整備モード》③ 検査終了後はIG OFFにして、直ちに整備モードを解除する。 ※ 整備モード解除後、再度IG ONし、マルチインフォメーションディスプレイの“整備モード”表示が消えていることを確認する。2速度計試験時の注意※必ず整備モードで行う。- 6 -70°C以上になるまで暖機する。⑥ IG OFFにし、再度READY ONにする。⑦ シフトポジションPの状態でアクセルレータペダルを軽く踏み、エンジンを始動させる。⑧ エンジンが停止するまで待機する。 ※ 通常1分以内でエンジンが停止する。ただし、SOCが低いと3分程度エンジンが停止しない場合がある。⑨ GTSを使用して以下のメニュー項目を選択する。 : パワートレイン/エンジン/データモニタ/ISC学習完了⑩ ISC学習完了が“完了”であることを確認する。⑪ 車両を“整備モード(2WD 排ガス測定用)”にセットする。⑫ エンジンを始動する。⑬ アイドル回転数が基準値に収まることを確認する。 基準値:アイドル回転数 950 to 1050 rpmフロントワイパブレード(1 )自動車直進性能試験(サイドスリップ)(2 )制動力試験(3 )速度計試験(4 )排出ガス試験 (アイドリング)(5 )前照灯試験整備モードまたは通常状態通常状態整備モード整備モード整備モードまたは通常状態長さ700mm整備モード スパークプラグの型式1学習値初期化① DLC3にGTSを接続する。② IG ONにする。③ GTSをONにする。④ GTSを使用して、以下のメニュー項目を選択する。 : パワートレイン/エンジン/作業サポート/学習値初2アイドル学習① IG OFFにして、30秒間待つ。② 車両を“整備モード(2WD 排ガス測定用)”にセット部位検査項目4車両検査時の留意事項スパークプラグの型式と修理後点検ワイパサイズ

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