TEBRA通信11月号
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58 冷却水温検出回路と水温信号を材料に、エンジン制御システムにおいて制御に必要な情報を検出する原理の理解に取り組んできました。加えて、スキャンツール(GST)と回路の関係や、OBDの自己診断機能により判定されたDTCを読み取るだけでは分からない故障の診断法、言い換えればGSTの活用法についても、少しだけ紹介しました。ここからは、■燃比制御システムを使ったGST活用法を取り上げます。これをマスターすれば、あなたのエンジン診断レベルは格段にアップするはずです。 ■燃比の値は、■燃比センサーにより■燃比信号としてECUに送られています。ちなみに、■燃比センサーというのは■称です。点検整備の現場では、■(ラムダ)センサー、A/Fセンサー、LAFセンサー、O2センサーなど、異なる名称も多く使われています。 なお、■燃比を検出するという機能は共通ですが、その検出原理や信号の特性は同じではありません。大別すると、A/FセンサーやLAFセンサーと、 O2センサーの2種類に分かれます。■■■■■ ■燃比とは混合気の■気と燃料の混合比■のことです。簡単に言ってしまうと、混合気の濃度です。A/Fとも表記されます。ちなみにA/F(エー・バイ・エフ)はAi■/F■e■ ■■■ioのことです。 エンジンは混合気を燃■室内で燃■(■発)させることで必要な回転力を発生しています。よって、混合気はエンジンの■の元であると言えます。そして、その濃さ(■燃比)は非常に重要な要素です。 なぜなら■燃比が■正でないとエンジンが不調(燃■悪化、出力不■、始動不良など)になってしまうほか、法■で規制されている有■成分(CO、 HC、NO■)が排気■スとして大気中に■出されてしまいます。さらに■燃比が大幅に■った場合は、始動不能やエンストなどの致■的な故障が発生してしまいます。 なお、前述した■気と燃料の混合比■は重さ(■量)の比■であり、体■(容■)の比■ではありません。つまり、■燃比=■気の重量■燃料(■■リン)の重量ということです。もちろんそれ■れの項目には、エンジン(燃■室)に■入した、という前書きが付きます(第1図)。2■■ ■■■■■■■■■■   ■ン■ン■■■■■■■■■

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