TEBRA通信11月号
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PART1PART2PART3■2■ン■ー■■■■■■ O2センサーは、A/Fセンサーのように混合気の■燃比の値が分かるわけではありません。分かるのは、理■■燃比より濃いのか薄いのかです(第2図)。理■■燃比より濃い場合は約1.0V、薄い場合は約0Vというのが普通の値です。言い換えれば、約1.0V以上か、約0V以下でなければ理■■燃比であるということになります。なお第2図の特性図によると、約0.3~0.7Vの間なら理■■燃比だと言えます。 しかし、それではコンピューターが判定することができず、■燃比制御は不可能となります。したがって、一般的にはその中間あたりの0.45Vが理■■燃比の値として使われています。そのため第1図 ■燃比センサーとしては、A/Fセンサーの大先■にあたるO2センサー77PART2 スキャンツール活用 実践編 スキャンツール(GST)活用例として、■燃比制御信号を使ったエンジン診断法の一例を紹介してきました。ほぼ、その概要を理解していただけたのではないかと思います。ところで、■燃比制御の中■を担っている■燃比センサーはA/Fセンサー(リニアA/Fセンサーとも)でした。実際にはもう1種類あり、その名をO2センサーと言います。教材車については複数使用しましたので、本■中で紹介します。 O2センサーの■生は、A/Fセンサーよりもずっと前です。いわば、理■■燃比の検出が可能な、元■■燃比センサーと言えます(第1図)。古い話になりますが、排気■ス規制の強化により元気をなくしていた■■リンエンジンを、■らせたのはO2センサーです。 O2センサー■生以前は、実際にエンジンに供給されている混合気の■燃比(特に、理■■燃比であるか否か)の電子的な検出手段がありませんでした。それゆえここまで説明してきたような、供給混合気を理■■燃比にするための■燃比制御が行えず、正確な理■■燃比の混合気の供給ができなかったのです。それを可能にしたのがO2センサーです。 その結果、排気■ス規制の対象であるCO、HC、NO■(なかでもNO■)を■元触■で同時に処理することが可能となり、エンジンは規制以前の性能を取り戻したのです。今となっては■話ですが、燃料■ブ■みにもかかわらず、■な■■では■■■■(言い過ぎかも)という時代もありました。2■1■ ■2■ン■ー

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