TEBRA通信11月号
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 4 .GTSをDLC3から取りはずす。⑤光軸調整完了後、以下のシステムの車両制御履歴を消去する。  1 .レーダークルーズコントロールシステム 2 .フロントカメラシステム 3 .レーントレーシングアシストシステム 4 .ロードサインアシストシステム 5 .プリクラッシュセーフティーシステム 6 .ライティングシステムと距離・相対速度および方向を検知する。 ※ 対象物の距離は電波を送信してから電波が返ってくるまでの時間で検知し、方向は受信した電波の位相差を利用して算出し、速度は反射波の周波数変化を利用して検知する。 ※ カーブでは推定したカーブの半径から進路の補正を行う。 ※ 調整完了までにかかる時間は車両速度や外界状況によって変化する。② 走行条件 ※ 晴れまたは曇りの日中に実施すること。 ※ 前方を走行する車両がいる場合は、車間距離を20m以上取ること。 ※ ガードレール等の静止物があること。 ※ 車速40km/h以上で直進走行すること。 ※ 雪、氷、異物等がセンサ専用カバー前後もしくはセンサ前面に付着していないこと。 ※ センサ専用カバー以外のカバーが取り付けられていないこと。 ※道路周辺に雪が積もっていないこと。は、再度走行軸調整モードに移行する。※ 調整中は各運転支援システム機能は全て作動しない。※ GTSを車両に接続した状態で走行する際は、配線の取り回しに注意すること。※ 累計15分以上走行しても調整が完了しない場合、走行ルートを変えること。※ 累計30分以上走行しても調整が完了しない場合、ターゲット認識による調整を実施すること。※ 調整完了後、各システムを起動するにはIG OFF→ONする必要がある。※ 走行軸調整が異常終了した場合など、再度走行軸調整をやり直す際は、IG OFF→ON操作をしてから再度走行軸調整モードへ入れること。① タイヤ空気圧を正規に調整する。② ラジエータグリルエンブレム表面の付着物を除去する。③車両外観のフロント周りに、破損または変形がないことを確認する。④ ラジエータグリルエンブレム表面とミリメータウェーブレーダセンサASSY表面に、汚れや雪などの付着がなくきれいな状態であることを確認する。⑤ フロントバンパASSYおよびラジエータグリルの取り付け部に、破損または変形がないことを確認する。⑥ 走行軸調整モード移行 1 .IG OFF状態で、GTSをDLC3に接続する。■走行による調整① 走行による調整の仕組み ※ ミリ波帯の電波を送信し射程範囲内に電波を反射する物体が存在した場合、その反射波によって対象物1ミリメータウェーブレーダセンサASSY光軸調整※ 走行軸調整モードへの移行は必ず停車状態で行うこと。※ 走行軸調整モードに移行すると学習値は消去されるため、必ず調整を完了すること。※ 走行軸調整モードに入っている状態でIG-OFFすると走行軸調整モードから抜けるため、調整を続ける際-15-ミリメータウェーブレーダセンサ光軸調整(走行調整)

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