TEBRA通信11月号
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トヨタダイナ、トヨエース P.52 P.53 P.54 P.60 P.64 P.78 P.79 P.79 P.85 ※ 令和2年5月発行の電子技術マニュアルを基に作成している。今後のマイナーチェンジ等により内容が変更される場合がある。プリクラッシュセーフティシステム(PCS)◎ 前方の車両や歩行者(昼夜)、自動車運転者(昼)をミリ波レーダーと単眼カメラで検出し、警報ブザーとマルチインフォメーションディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせる。ブレーキを踏めた場合はプリクラッシュブレーキアシストが働き、ブレーキを踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキを作動させ、衝突回避または被害軽減をサポートする。例えば、歩行者との速度差が約30km/hの場合には、衝突回避または被害軽減をサポートする。合は、衝突回避または被害軽減をサポートする。《目次》【プリクラッシュセーフティシステム】1.システム概要 2.注意点、光軸調整および学習が必要となるケース 3.構成部品&システム図 4.光軸調整と学習 ▪ミリメータウェーブレーダセンサ光軸調整  ▪レーンレコグニションカメラ光軸調整 【クリアランスソナー】1.システム概要 2.注意点および角度登録が必要となるケース 3.構成部品&システム図 4.角度測定と登録 《対歩行者》◎ プリクラッシュブレーキは歩行者や自転車運転者に対しては自車が約12~80km/hの速度域で作動する。《対車両》◎ 車両に対しては、自車が約10km/h以上で作動する。例えば、停止車両に対し自車の速度が約50km/hの場ミリメータウェーブレーダセンサASSY前方車両ドライビングサポートコンピュータ自車-52-:カメラ画像認識範囲:レーダ検知範囲レーンレコグニッションカメラブレーキアクチュエータASSY1.システム概要2トヨタ・ダイナ、トヨエース[U6·7,C6·7系]プリクラッシュセーフティシステムはじめに

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