おもしろコラム1月号2024
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も、必ずしも平均寿命の縛りを受けない・・・というわけです。ただし、権力者層になると今度は戦死、暗殺の危険性が出てきます。それは戦国武将と名が付く人でも、自然死した人は決して多くないという事実が如実に表しているでしょう。宣教師の報告にも「日本では至る所で普通に殺人が起きている」とあるように、当時は現代で言うならば、クラクションを鳴らしたの鳴らさないのですぐに殺し合いが始まる殺伐とした世相。権力者とて、戦死はもちろん、いつ、部下に寝首を掻かれれるかわからない危険性があり、油断=死の決して気の抜けない毎日だったでしょう。        (小説家    一般に「三國志」は、「三国」と言いながら、その実、漢王朝に取って代わらんとする逆臣・曹操の「魏」と、漢王朝再興を旗印にする劉備と、その遺臣・諸葛亮の「蜀(漢)」の対立を軸に展開します。ただ、劉備は漢の皇帝と同じ「劉」姓だから、王室の一門に連なると自称していたようですが、彼が先祖と称した前漢の景帝の第9子、中自ら「こじつけですよ」と言っているようなもの。三国志に見る名宰相・諸葛亮孔明北伐の真相 池田平太郎絵:そねたあゆみ)201801 /- そ山も靖そ王も劉、勝漢と王い朝うの人創は始、者・子劉と邦孫はを、合中わ国せのる長とい歴12史0の人中以で上もも珍いしたいと、庶い民うか人らで成、りこあれがをっ先た祖人にで持しったてか来らて、しいるた時が点ってで、、1月号-145

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