(小説家 老眼鏡と読書 最近、やたらと老眼鏡の宣伝が多い。若者の新聞離れ、テレビ離れが顕池田平太郎絵:吉田たつちか)201101著になり、もっぱら老人向けの商品の宣伝が目立つ。我が家の引き出しにも、少なからずの老眼鏡がある。そのほとんどが100円ショップで買い求めたものだが、いまひとつしっくりいかず、安物買いの銭失いの典型となる。昨年、思い切って、眼鏡屋にいって調整してから買い求めた老眼鏡をもっぱら使っている。著作権の切れた本をスマホやタブレットでタダで読める青空文庫を愛用しているが、文字をいちいち拡大操作するのが面倒だった。「ソラリ」というアプリが優れモノで、毎日のように使用している。このアプリでは、初めから大きい文字で表示されるので、老眼鏡がなくても読むことが出来る。/. 1月号-164
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