おもしろコラム1月号2024
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/-    / : いるが目を連続して使う能力は明らかに衰退している。そんな中、本を読み上げてくれるスマホアプリ「オーディオブック」にはまっている。これまでも、同様のサイトはあったが、こちらはプロのアナウンサーや声優が本を読み上げてくれるので、仕上がりレベルが格段に向上しており、目を使わない読書が本格的に楽しめる。とはいえ、やはり、長い小説などは根気が続かないので、あるある事典風の短編集がいい。「理科っぽい見方で日常が変わって見えるさわってみよう体験型読み聞かせブック」など、300本以上の話を気軽に聴くことができる。へーそうなんだと    1月号-168  いう話題が満載で、孫や酒飲み処での会話ネタが豊富になる。なんせ、老人どうしの会話は同じ話の繰り返しなので、新鮮なうんちく話は歓迎される。立川談志の落語も10本聞けた。やはり彼は名人だ。小さい頃、科学や植物、電気など理科系のものに興味があり、鉱石ラジオを手作りして喜んでいたが、どうも数学と相性が合わず、結局文化系の学校に進まざるをえなかったことに、この歳になって少し後悔している。テレビと違って、ネットラジオは散歩をしながらとか、電車で移動しながらとか、何かしながら利用できるのがいい。昼寝しながら聞くのは健康にもよさそうだ。音楽を聞くのも本を読むのもスマホの登場で便利になったものだ。そういえば、小生の蔵書はネットでほとんど売ってしまい、もうほとんど残っていないが、なんの不便も感じない。         (ジャーナリスト そんない理科の時間」や「理科好きな子に育つふしぎのお話365見てみよう、やってみよう、井上勝彦絵:吉田たつちか)202101

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