おもしろコラム1月号2024
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        白くて小さい、やや丸みを帯びた、魚のうろこのような雲を「まだら雲」と言ったりしますが、10種雲形では「巻積雲(けんせきうん)」といいます。空に薄いベールがかかったような「うす雲」を「巻層雲(けんそううん)」といいます。太陽や月は暈(かさ)をかぶります。  次にやや高い所にできる雲。「ひつじ雲」や「むら雲」と呼ばれる雲を「高積雲 (こうせきうん)」といいます。うん)」といいます。空高を層灰雲色よにり覆もう暗雲く「空おをぼ覆ろう雲雲」「はあ、ま「雲高」層を雲「(乱こ層う雲そ (うら1月号-17        天気を予報するときに気象予報士が使う天気図には、各観測地点の気温や湿度など、色々な気象情報が出力されています。雲も形も天気を予報する際に必要となるとても重要な要素の一つです。それを、高度や形状によって、国際的に10種類に分けたものを「10種雲形(じっしゅうんけい)」といいます。みなさんが普段使っている「入道雲」などの俗称に沿って10種雲形を説明していきます。まずは空の高い所にできる雲から。「すじ雲」と呼んでいるものは、白くて細いすじ雲で、「巻雲(けんうん)」といいます。  雲形で天気予報

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