おもしろコラム1月号2024
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i e s e c a  nb b/.    を高めたり、目の新陳代謝を促進する働きもあります。さらに、牡蠣は消化吸収のよいエネルギー源であるグリコーゲンを多く含んでいて、滋養にも優れた食品です。栄養に優れた牡蠣ですが、生食用ではない牡蠣は細菌やノロウィルスなどを含んでいて食中毒をおこすことがありますので、加熱してからお召し上がりください。よく誤解されることがあるのですが、生食用と加熱用の違いは、鮮度の違いではありません。生食用は、水揚げした後、殺菌した海水を循環させて数日間飼育することにより除菌します。鮮度に関して言えば、水揚げしてすぐに出荷される加熱用の方がむしろよいのです。鮮度がよさそうだからといって除菌されていない加熱用の牡蠣を生食する    1月号-26  のは避けましょう。     (医学博士         寒さの厳しいこの時期、鍋料理をつつく機会も多いのではないでしょうか。今回は、鍋料理には付き物の白菜の栄養成分について紹介します。白菜は、大根やキャベツなどと同様にアブラナ科植物に属します。英語でうに中国原産です。日本で本格的に栽培されるようになったのは、明治になってからと言われています。日本の食生食品保健指導士 中本屋幸永絵:吉田たつちか)201001“Ch a ge”と呼ばれるよ白菜の効用

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