おもしろコラム1月号2024
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       皆様は、どんなお正月を過ごされましたでしょうか?クリスマス、忘年会、お正月、新年会と、楽しい行事が目白押しだったのではないでしょうか?普段は養生で少食にされている方も、ついつい食べ過ぎてしまうのが、年末年始ですね。さて、お正月明けの体は、どのような状態になっているのでしょうか?おせちは、保存性が優れた食品のため、糖分、塩分、そして保存料などもふんだんに入っています。又、パーティーには、肉類の揚げ物などがつきもの、そして、すき焼きや豪華なケーキなどが続いていませんか?これらによる影響を考えてみますと1,過剰な糖分と油脂により、胃腸の消化機能が低下し、消化不良、膨満感、胸焼けなどを起こしやすい2,消化に時間がかかるため、胃腸に血液が集まりやすく、他の部分は冷えやすい。その結果、肩こり、腰痛、寝違いなどを起こしやすい3,未消化のタンパクが血中に増えることで、アレルギーや皮膚トラブルを起こしやすい4,胃腸がオーバーワークであると、代謝が落ちて疲れやすく、体が重だるく気力が湧かない5,解毒にエネルギーがとられ、免疫力が低下し、ウイルスの処理能力が低下するため、風邪やインフルエンザに罹りやすい心当たりがある方は、以下のような養生をなさってください。1,胃もたれや肩こりなどを起こしている方は、食前に大根おろしをいただきましょう正月後のお手当て      1月号-84  

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