おもしろコラム1月号2024
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るということは、そこに酸素と栄養が届けられ、臓器力が高まるということです。すると、その後患部をピンポイントでお灸したりする手当てをしたときに、スムーズに痛み物質等が解毒されてゆきます。この前処置がなく、患部のみを温めると、返って痛みが増して辛いことがあります。痛みは治癒反応の一つ-        といえど、あまり痛みが強いと不安になりますので、なるべく痛みを起こさない方がよいかと思います。まとめてみますと●入浴、ウォーキング、ストレッチ、全身生姜罨法、半身浴、手足温浴等で末梢まで気血の流れをスムーズにしておく●ビワの葉こんにゃく罨法、腰浴等で肝腎の解毒促進手当てを行う●気になる患部のマッサージ、温灸、お灸等のピンポイント手当て●痛みが出そうな場合は、さらにその後、里芋、そば、豆腐等各種パスタを当てる最後に耳の温灸等でリラックス。どうぞご参考ください。(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵)2017011月号-97

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