おもしろコラム2月号2024
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しまったそうです。刀を「圧切」と命名し、愛刀とした・・・って、戦国の英雄・織田信長も実際に生身で付き合った人間は、たまったもんじゃなかったでしょうね。茶坊主も何したか知りませんが、給料もらうのもマジの命がけですよ。また、信長は、自分自身が、超人的なまでの精力家だったこともあり、他人が休んだりするのが許せなかったみたいで、事実上の覇権が確立した後の安土城時代、朝、突然、「OOまで出かける!」と言って、そのまま、突然、馬を疾走して、出かけちゃったそうです。家来も大変でしょうが、もっと大変だったのは、「そんな遠いところまで行ったのだから、今日はお泊まりだろう」と思いこんで、息抜きに遊びに行っちゃった侍女も斬られたらかなわないから「ひえ〜」とばかり逃げまわり、信つ長い公に、はこ台の所切にれ逃味げに込大みい、にそ喜のんまだまそ、う膳で棚、の以下来にこ隠れの    2月号-104  て中からしっかりと戸を閉めてしまったとか。 「ここを開けろ!」と言われたところで、茶坊主も必死だから絶対に開けない。しばらく、「出て来ぬか!」「お許しを!」の問答があった後信長公、ますます怒り狂って、ついに、膳棚の真ん中付近にある隙間に刀を差し込んで、そのまま、「えいや!」とばかり上から力を込めるや、何と見事に(?)、膳棚ごと、その茶坊主が真っ二つに切れて   

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