おもしろコラム2月号2024
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でも、この新暦と旧暦の違いは当時の人もながら、私のような歴史好きな人間も結構、困るんですよね。旧暦と新暦で片方が年をまたぐ場合などは1年違ってきますし、同じち年なでみもに、、た日と本えでば1、月慶1長日5を年元(旦西正暦月1と60し0て年祝)いのま天下す    2月号-12  分け目の関ヶ原の戦いなどは旧暦9月15日ですが、新暦だと10月21日と1ヶ月以上違うわけですね。真夏真冬ならまだしも、ちょうど季節の変わり目でもあり、関ヶ原という土地柄や温暖化になる前の気候などを考慮すれば、合戦の日の情景を思い浮かべる時にはかなり違ってくるわけです。  が、中国や韓国ではむしろ旧正月の「春節」を祝祭の日として祝うそうですね。まあ、私も例年、「一年の計は元旦にあり」ということで真新しいノートの1ページ目にその年のテーゼを記すようにしておりますので新暦の1月1日を特別の日とすることに異論はないんですよ。でも、本来、我々の祖先が神聖な日としてきたのは旧正月のはず。それを暦が変わったからといって、いきなり、それまでとはまったく別の日に変更して崇めても良いものかという気もするわけです。であれば、1月1日はそのまま正月とし、遠い昔から先祖が祝ってきた旧正月もせめて、「国民の祝日」として何かもう少し、正月に近いことをやる・・・くらいはしてもいいように思えるんで

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