おもしろコラム2月号2024
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        冬の夜空で一番よく目立つ、青く美しい星が気になったことはありませんか? シリウスという星です。そしてそのシリウスを鼻先として見立てた星座がおおいぬ座です。ちなみに冬の夜空には「こいぬ座」というのもあるのですが、この二つの星座は、残念ながら「赤の他人」です。このおおいぬ座には色々な由来があるのですが、ギリシア神話では、テーバイという町に住んでいたケパロスという美青年の飼い犬だと言われています。冬の夜空で青く美しい星ケパロスは美しいだけでなく猟が好きで、一日中森で獣を追いかける勇まし青年でもありました。ケパロスの妻はプロクリスといって、彼女も可憐な女性でした。プロクリスは猟の女神アルテミスのお気に入りだったので女神は二人の結婚のお祝いに、何よりも速く走ることのできる犬と、決して獲物を外さない投げ矢を二人に贈りました。この素晴らしい犬を二人はレラプスと名づけました。二人はお互いに愛し合いしあわせに暮らしていました。ロスを愛してしまいました。ところがケパロスは結婚したばかしりかのし妻、が狩い猟とすおるしケくパてロたスまをり見またせ暁んの。女エ神オエスオはス自が分ケのパ2月号-17これは全天で最も明るく見える星、    

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