おもしろコラム2月号2024
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ている人と、胃腸が冷えている人は発病しやすくなりますし、胃腸症状や、痛みも激しく出ます。ノロウイルスが体に入っても、発病する人としない人の差は、体温による抵抗力です。足元は、レグウォーマーや靴下の重ね履きなどで、しっかりとガードしましょう。また、咳カゼ、喉カゼは、手首の冷えで症状が激しくなります。手首には、肺を通る経絡が通っているため、この部分の保温は大切です。まとめてみると、首筋、足首、手首という首がつく部分と、胃腸を温めることが風邪予防のキーポイントになります。     (文:薬剤師、薬食同源アドバイザー高田理恵        都心の大雪毎年2月、早い年では1月の終わりになると、まれに都心が大雪に見舞われ、交通機関がストップしてしまうなど、大きな被害をもたらすことがあります。実はこれはお天気の上ではおなじみの現象で毎日天気図を見ている人ならすぐに察しがつくたぐいのものです。都心に大雪をもたらす気圧配置を「南岸低気圧型」と呼びます。なぜなら、日本の太平洋南岸で、低気圧が西から東へと移動していくときに雪が降るからです。絵:吉田たつちか)200702   /.        2月号-28  

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