おもしろコラム2月号2024
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まりない。そして外国人が日本のコンビニで大人気なのは、おにぎりであったりします。おにぎりは日本発祥の食べ物ですがサンドイッチも大人気で「こんなに美味しいサンドイッチは食べたことがない」と、我々には当たり前のものを、毎日買う旅行者がいると思いきや、コンビニのお菓子を大量買いし、母国におみやげに持って帰る人もいるとか。また近年海外の旅行者に注目されているものに「駅弁」があります。海外にはランチボックスはあっても、主菜・副ても各地の郷土料理が、一つの箱に詰め込まれ、駅弁業者も季節の旬の食材を入れる気の細かさ。海外になくて、日本にある食文化としては「麺類をすする」というものがあります。麺類は中国にもヨーロッパにもあるのですが「すする」のは日本だけ。なぜすするのかには、いろいろな説があるのですが、一瞬ですすることで、つゆを落とさず、味や香りをより感じることができるためと言われています。一説によると、ワインのテイスティングのときに口の中を転がして香りを楽しむのと一緒で、蕎麦を一気にすすり込み、鼻に抜ける蕎麦の香りをより強く楽しむためなんだとか。確かに蕎麦はすすったほうが美味しく感じられます。しかし近年、海外の旅行者やあるいは海外の食文化に影響された人が「下品だ」「マナー違反だから、すするべきではない」という意見も出てきています。まあ、どちらにせよ美味しく食べるのが一番かと思うのですが…いま、流行り病のため、海外からのお客さんは極端に減ってしまいました。一日も早く元のように海外からお客さんに来ていただき、日本の食文化を楽しんでもらいたいものですね。        (食文化研究家:巨椋修(おぐらおさむ)絵:吉田たつちか)202202/-  菜ンをスキタレンイドにに詰併め設込さんれだて「い弁る当雑」貨の屋よ的うななも食の文で化、は食なべく物、は特ドにリ日ン本ク中類にやあホるッ「ト駅ド弁ッ文ク化、」スはナ独ッ特クの程も度ので。、な総ん菜と類いはっあ    2月号-40  

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