おもしろコラム4月号2020
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----春の訪れと共に新茶の季節となりました。日本のみならず、世界のお茶の源流である中国においても春は茶摘みの最盛期となります。中国のお茶といえば真っ先に浮かぶのが「烏龍茶うーろんちゃに及ぶ中国茶の歴史から見るとまだまだ浅く、製法が確立されたのは約200年前の清代と言われています。日本では余り知られていませんが中国におけるお茶の生産量も7割は緑茶が占め烏龍茶は2割程なのです。元は主産地である福建省や広東省でのみ一般的に知られていたお茶で、北京や上海では烏龍茶を知らない市民の方が多かったくらいですが、華僑の働きかけによって国内よりもむしろ日本のように海外での知名度と需要が高まっていったのです。烏龍茶は一般に「発酵」と呼ばれる茶葉の酸化の度合いによって味のバリエーションが多く、その中でもペットボトル等で売られている日本の烏龍茶の多くがモチーフにしているのが福建省北部・武夷山(ぶいさん)の岩山に自生する茶樹から作られる「岩茶がんちゃ武夷山は世界遺産にも指定されている景勝地で、古く」ですが、実は烏龍茶の歴史は数千年」です。新茶の季節おもしろコラム(4月編)11

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