おもしろコラム4月号2025
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池田平太郎絵:吉田たつちか)200704もう、この頃になると、宇喜多家は織田家の中国戦略やその後継者・羽柴秀吉の天下統一路線の中に組み込まれてしまっており、それ以上の成長は無理だったでしょう。むしろ、ここまでで終わったと言うところが、所詮、直家の戦略の限界だったのかも知れません。(小説家 日本最古の男女の物語の一つ『浦島太郎』から、現代の恋愛テクニックに応用できるものがないか探っていきましょう。 『浦島太郎』が最初に書物に登場したのは、今から約1300年前に完成した『日本書紀』といわれています。途方もなく長い期間、日本人に愛され続けている『浦島太郎』。時代や地方により細かい部分は違いますが、登場人物は変わりません。主人公は浦島太郎でヒロインは乙姫です。ところが、明治以前の『浦島太郎』は現代に伝わるようなほのぼの話ではなく男女の物語でした。浦島太郎と乙姫は夫婦=現代に伝わる『浦島太郎』ではぼやかされていますが、浦島太郎と乙姫は結婚しています。これは明治時代以前までの『浦島太郎』に共通するパターンです。明治以後は小学校の教材に使用されたものが定着したため、どうしても男女の仲という記述は省かざるを得なかっ/-                乙姫の恋愛テクニック    4 月号 -122  

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