おもしろコラム4月号2020
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2017-04巻は、架空の初代天皇、神武天皇のいわゆる「東征伝説」などに始まっています。どの天皇からが実在したのかは、議論が分かれるところだと思います。なので、これからは何回かに分けて、『古事記』の中でも明らかに「伝説」である部分、「上つ巻」について紹介していこうと思います。天と地が初めて分かれたとき、天上界(高天原)には、三柱の神さまがおられました。「造化の三神」と呼ばれ、性別を持ちません。さらには人間に姿を見せることもありません。天之御中主(アメノミナカヌシ)の神。この神さまは、高天原の中心におられました。高御産巣日(タカミムスヒ)の神。高い木を神格化したのではないかと言われています。「産巣」とあるように、子孫や動物の繁栄を司るとされていたようです。神産巣日(カミムスヒ)の神。タカミムスヒの神と役割は同じですが、女性であったかもしれないと伝えられています。(コラムニスト気象予報士チャーリー絵:そねたあゆみ)/142

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