おもしろコラム4月号2020
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深々と積もった雪もすっかり溶け、暖かな日差しが大地を照らすようになってきました。どんなに冬が長くても、春は確実にやってくるのです。今年も日本列島の南の方から桜の開花の便りが届きました。桜の木の寿命はどれくらいなのでしょうか。日本三大桜と呼ばれる桜があります。山梨県実相寺の神代桜と岐阜県本巣市の薄墨桜、福島県田村郡の三春滝桜です。その樹齢に驚かされます。なんと、神代桜は二千年、薄墨桜は千五百年、三春滝桜は千年と推定されているのです。これほど長く生きているのですから、大正時代に国の天然記念物に指定されました。美しい花を咲かせながら移り変わる日本の歴史を見守ってきたのですね。毎年、日本人は桜の花見を楽しみにしています。この習慣も相当昔から行なわれてきました。平安時代初期に即位された嵯峨天皇が花見を行なったという記録があります。平安貴族はさぞかし優雅に満開の桜を観賞し、ヒラヒラと散る花びらに風情を感じたことでしょう。室町時代には一休宗純僧侶が、「花は桜、人は武士、柱は桧、魚は鯛、小袖はもみじ、花はみよしの」と明言を残しました。それぞれ一番優れているものを挙げてい日本人と桜おもしろコラム(4月編)17

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