おもしろコラム4月号2025
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先日、起業したばかりの人が「昔からの知り合いで、とても気が合う私の片腕です」と言って、共同経営者の方を紹介してくれました。でも、世の中、こいつだけはと信頼していたやつに裏切られたと述懐するのも別に珍しくないわけで。その好例が、昔、歌手の矢沢永吉氏が、信じていた仲間に裏切られ、巨額の負債を負った事件でしょうか。この点で、少し前に、「ライフ・オブ・パイトラと漂流しの虎と一緒にボートで洋上を漂流するという話。いささか逆説的ですが、気を抜くと虎に食われてしまうという緊張感があったからこそ、少年は生き延びられたと思うんですね。何が言いたいか。ただの友人ならともかく、事業を一緒にやる関係であれば、名コンビは必ずしも仲良しコンビである必要はなく、虎と同様に、緊張感があったほうがいいということです。無論、中には、ソニーの井深大と盛田昭夫のように、麗しい た227日」という映画がありましたよね。少年がサーカス棒にも緊張感が必要第4章 教養のコラム        4 月号 -175

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