童話『3匹の子豚』は、日本のみならず世界中で愛されています。あらすじはこうです。3匹の子豚が親元を旅立ち、長男は藁の家を次男は木の枝の家を、末っ子はレンガの家を建てます。しかし、藁の家と木の枝の家は手っ取り早く建つ反面、耐久性に問題が…。そのため狼に壊され、子豚たちは食べられてしまいました。末っ子が立てたレンガの家は狼が揺らしたとしてもびくともせず、煙突から侵入されても暖炉に鍋をかけます。そして、煮えたぎる湯の中に狼を落とし成敗したのです。こうして脅威は取り除かれ、末っ子は平和に暮らしました。このお話は、勤勉さや機転の良さを大切にしようという教訓があるのはお分かりでしょう。しかし、現代にもこれが通じるかは甚だ疑問です。勤勉さを大切にしたくとも、コツコツと取り組む時間が取れるのは学生まで。社会人になると勤勉さ以上に、よりスピーディーに仕事をこなすことが重要視されています。表面上を取り繕うことができれば問題がないとされたことは、多くの社会人が経験している3匹の子豚と立ち止まることの重要性第4章 教養のコラム 4 月号 -181
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