おもしろコラム4月号2020
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2012-04季語も多く見られぼんやりとした印象を持たれているようです。同様に「虹」は夏の季語ですが、「春の虹」とすることで、虹が見え始める時期として春の季語になります。気象上では虹は一年中見られても不思議ではないと言ってしまうと身もフタもありませんね。また霜については、「霜降」という二十四節季もあるように、それだけでは秋の季語です。しかし日射しがあたたかくなり「別れ霜」「忘れ霜」という形で春の到来を喜ぶことがあります。とはいえ遅霜は農作物の新芽を枯らせてしまいます。また4月23日は霜の特異日で、まだまだ油断はできない季節でもあります。暦には出てきませんが、「桜」「花見」ももちろん春の季語です。「おぼろ月夜」のお花見は、女性的ななまめかしさを感じさせると言われています。あたたかくして、春のはんなりとした夜、心おだやかに散りゆく桜を愛でたいものだと思います。(気象予報士チャーリー絵:吉田たつちか)/22

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