おもしろコラム4月号2020
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キノコの中でも最も親しまれているシイタケの効用について紹介いたします。シイタケの栄養成分としては、ビタミンB1、B2などが比較的多く含まれているほか、特徴的な成分としてエルゴステロール(ビタミンDの前駆体)食物繊維、エリタデニンの存在が挙げられます。エルゴステロールはキノコ類には多く含まれる成分ですが、生のシイタケに含まれている段階ではビタミンDとしての効力はありません。紫外線を浴びることによって初めて活性型のビタミンD(エルゴカルシフェロール)に変換されます。したがって、生で食べるよりも天日干しにした乾燥シイタケの方がシイタケに含まれるビタミンDを効率よく摂取することができます。ただし、市販されている乾燥シイタケの殆どが、紫外線を浴びていない機械干しのものなので、調理する前にひだのついている方を上にしてエルゴステロールおよびビタミンDには、カルシウムの吸収を促進するという本来の働きのほかに、時間程、天日干しにするとよいでしょう。シイタケには日光浴をさせよう!おもしろコラム(4月編)129

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