おもしろコラム4月号2020
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本には縄文時代に伝わったといわれていますが、ハッキリしたことはわかっておりません。最初、コンニャクは薬として食べられていたようです。いまでもコンニャクは「お腹の砂おろし」といわれるくらいで、便秘に効果的。コンニャクの主成分はほとんど食物繊維。食物繊維は胃や小腸で消化・吸収されずに大腸まで届き、腸内の老廃物を吸収したり、水分を吸収しながら腸内環境を良くしながら、便通も良くしてくれる優れもの。ただし、一度に大量に食べると腸閉塞をおこす可能性があるそうですから、ダイエット目的で食べる人はご注意ください。あと糖尿病や、動脈硬化にもいいそうで、平安時代とか糖尿病の貴族とかが食べていたそうな。栄養もないくせに、大したものですコンニャクさん。そしてそのコンニャクを愛し続けた日本人も。ゴボウも日本人しか食べない食べ物。ゴボウについては日本と海外で食文化の違いからある悲劇が伝わっています。太平洋戦争中、捕虜になったアメリカ人が収容所で日本人から「木の根っこた食べさせられた」と、日本人が戦争裁判で訴えられたということがあったそうです。当時は食糧難で日本人もろくに食べ物がなく、むしろゴボウは貴重品であり、一種のサービス精神でゴボウを捕虜の食事に出したそうなのですが、アメリカ人にはゴボウが木の根っこにしか見えず、「これは虐待である」とされ、日本人は5年の刑に処されたとか。食文化の違いが生んだ悲劇といえます。このゴボウも食物繊維ばかりで食べても消化しないで胃腸を通過するだけなので、栄養はほとんどありません。しかし、ゴボウもコンニャク同様腸内の水分を吸収しながら通過していくので、腸内をお掃除し、お通●外国人が木の根っこと思ったゴボウ46

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