おもしろコラム4月号2020
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皮膚や血管、骨には、細胞と細胞の間をつなぎ合わせる接着剤のような役割をしている繊維性のタンパク質が多く含まれています。それがコラーゲンです。コラーゲンは皮膚や血管骨にしなやかさを与え、強靱にしてくれます。骨に含まれている20%のコラーゲンのおかげで丈夫な骨が出来ているのです。(関節の軟骨では約50%)コラーゲンの合成にはビタミンCが必要不可欠です。ビタミンCは合成されたばかりのプロコラーゲンに含まれるアミノ酸、プロリン、リシンを水酸化する酵素を助ける働きがあります。これらがきちんと水酸化されないと正常なコラーゲン繊維が出来なくなってしまいます。見た目では肌荒れが酷くなったり、血管が脆くなるのであちこちで内出血したり、骨が脆く崩れやすくなる骨粗鬆症にもなりかねません。またこの反応の際にはビタミンCを補酵素として必要とするため、ビタミンCが含まれていない食事を2~3ヶ月間続けた場合、体内のビタミンCの総量が300ミリグラム以下になり、正常なコラーゲン合成ができなくなって、出血性の障害をもたらす壊血病を引き起こします。コラーゲンの合成に必要不可欠なビタミンCの働き66

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