おもしろコラム4月号2020
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春の夜空に、「?」(クエスチョンマーク)を裏返したような形に星を並べているのが、しし座を見つける格好の目印です。その、クエスチョンマークの一番下には、この目印を形作っている星の中でも最も明るく輝く星があります。それは「レグルス」と呼ばれる1等星です。レグルスからさらに星を東にたどっていくと、星々が台形を作っている部分があります。そこは「しし」の胴体に当たると見られています。そしてその胴体部の、しっぽのほうに、比較的明るい2等星「デネボラ」を見つけることができます。このデネボラと、うしかい座の1等星アルクトゥールス、おとめ座の1等星スピカとを結んで、「春の大三角形」と呼ばれています。さてこの星座の由来ですが、古来バビロニアや古代エジプトでは、しし、つまりライオンは、王権を象徴するものだと捉えられ、崇められていました。別に、古代ギリシア、ローマにも、神話が残されています。自分の妻子を殺害するという、重い罪を背負ったヘラクレス(ヘラクレス座)は、ティリュンス国のエウリステウス王から、その罪をつぐなうために、12の冒険を課せられます。その1つめが、ネメアという森に棲みついた怪物、人食いライオンを退治することでした。4月の星座しし座おもしろコラム(4月編)7

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