おもしろコラム4月号2020
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ガンの患者学研究所の川竹代表は、病が治るにも治らないにも理由があり、治るためには、治らない理由ではなく、治る理由をただひたすら積み上げなさい!と言っておられますが、中医学でも同様の考え方をします。病に打ち勝つかどうかは、病邪の勢いと、扶正力(病に打ち勝つための体力、免疫力等)において扶正力が勝ったときに勝利の軍配が上がります。病に打ち勝つための戦略を立てるには、現在の病邪の勢いと扶正力のチャージ量を弁証論治により正確に知ることです。病邪の勢いが強ければ、それを解毒したり勢いを抑えるもの(去邪)が必要ですが、気をつけなければならないのは、去邪すればするほど体力を失うので、様子をみて補うことも併用せねばなりません。扶正力が弱ければ、何が足りないかを知って、必要な物を補います。ですので、抗ガン剤や放射線のような治療を受けるなら、同時に扶正力を補っておくべきです。例えば漢方や食養生、お手当て、治る理由と治らない理由74

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