おもしろコラム4月号2025
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●ラーメンの進化と「和食」への昇華●カレーとラーメンはなぜ「国民食」になれたのか?日本では「ご飯にかける」ことが大前提だったため、米にどろりと絡みつくよう、イギリスのものよりもさらに粘り気を強くする独自の進化を遂げたのです。さらに日本式のカレーは、明治政府による西洋野菜普及政策により、ニンジン、タマネギ、ジャガイモといった日持ちのする西洋野菜を日本海軍が具材として採用したことで、定番のスタイルが確立されました。こうしてカレーは海軍から庶民に伝わり、やがて日本を代表する国民食となったのです。ラーメンのルーツは中国ですが、現在の日本のラーメンは中国の中国の中華麺とは、全く別の料理に進化しました。明治時代に横浜や神戸の中華街から広がった麺料理は、当初は主に中国から来た労働者が食べるものだったそうです。転機となったのは、出汁(だし)や醤油文化との融合です。日本人は蕎麦やうどんの文化を通じて、昆布、鰹節、煮干しといった「旨味」を抽出する天才でした。この和風の出汁を中華麺のスープに応用したことで、ラーメンは日本独自の深みを持つ料理へと変貌を遂げたのです。また、麺に「かんすい(アルカリ性の水溶液)」を配合することで、独特の黄色みと香りが生まれました。このように、中国の麺料理が日本を代表する和食に昇華するにいたったのです。カレーとラーメンが単なる外来料理を超えて国民食になったのでしょうか?そ第2章 食のコラム     4 月号 -81

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