おもしろコラム4月号2020
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この春、晴れて小学一年生になった姪に私の父が何か記念にプレゼントをしたいと考えた。孫がこれから学校で勉強していく上で必要なもの……それは、地球儀だと思いつき、早速通販で学習用地球儀を購入したのだ。そして先日、姪が遊びに来た時にダンボール箱から出して見せると、姪は「日本はどこ?」という質問より先に、クルクル地球を回して遊ぶ。ああ、その昔、私もこうやって地球儀を回して遊んだなと子供の頃を思い出し、つい微笑ましくなってしまった。しかし、微笑んでばかりもいられない。やっと動きの止まった地球を姪と見ていると、日本の下、赤道を越えた日付変更線沿いに、あのツバルがあるではないか。すべての国名が平仮名で表記され、ごく小さい島など載っていない子供用学習地球儀に、なぜ、同じように小さな島であるツバルが載っているのか不思議に感じた。ツバルは、国土面積25.9平方メートルという南太平洋に浮かぶ島国だ。人口1万2千人弱で、ココナッツやタロイモ、バナナなどを栽培する常夏の楽園が、水没の危機にさらされているという報道は記憶に新しい。地球温暖化の影響で、このまま海面の温度が上昇し、南極の氷が解けたら一番に海のなかに消えてなくなるだろう地球儀にツバルを見る88

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