おもしろコラム5月号
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また、ネズミの門歯の形成過程を研究、ネズミの門歯が二つの細胞によって永久的に伸び続けていることが判明、この細胞を培養し他のネズミの歯に埋め込むことで、実際に歯を再生することに成功している。近い将来、失った歯の跡に移植して新しい歯を再生させることで、入れ歯を必要としない新しい歯の治療が日の目を見るかもしれない。も少し長生せねば・・・・・・。       (ジャーナリスト         生命力遺伝子がんの増加と同様、子供を授かれない夫婦が増加しているのは、我が国にとって深刻な問題です。現在の私達の生活からは想像できないかもしれませんが、飢餓は現在に至っても続いており、日本やアメリカ、ヨーロッパなどの一部の地域を除いて、世界の大半の国々は未だに飢餓の危機にさらされています。ところが、飢餓状態にある国では出生率が高く、飽食状態にある国では人口がどんどんと減り続けています。私達の体には、餓えや寒さ、感染症の時に生命を存続させる①飢餓に打ち勝つ・・・飢餓遺伝子②飢餓状態に生き残る・・・延命遺伝子井上勝彦絵:吉田たつちか)201805生命力遺伝子””   /- なるものが長い歴史の中で培われており、5月号-103

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