おもしろコラム5月号
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日後であり今年は5月2日だ。八十八夜といえば、この時期の風情を歌った唱歌「茶摘」が思い出される。歌詞にあるように八十八夜の3日後は、立夏。暦の上ではもう夏ということになる。 「夏も近づく八十八夜 に見えるは茶摘みぢやないか この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするともいわれている。しかし、「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」などといわれるように、この時期には遅霜が発生することがあり、農家にとっては気の抜けない時期でもある。事実、昨年はこの時期の霜の影響で、梅や柿の実が付かなかった地毎年恒例の干し柿作りを断念した。区4も多月かにっ入たる。と産、直ホ市ー場ムにセもン干タしー柿に用はの夏柿野が菜出のず苗、が筆豊者富もに、5月号-11野にも山にも若葉が茂る あかねだすきに菅すの笠」あれ        八十八夜の別れ霜・泣き霜  八十八夜は雑節*のひとつで、立春(今年は2月4日)を起算日(第1日目)として88日目、つまり、立春の87    げ

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