おもしろコラム5月号
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いるボタンを押すと、押した位置の数値をアプリへと反映する。お腹が出ていて、これまでのズボンが入らないので、ウエスト、股下のサイズをメジャーで測って、通販で注文した。足が短いわりにウエストが大きい人が少なくないようで、このズボンは苦しくなくはける。   (ジャーナリスト・井上勝彦)         『古事記』の神々(七柱の神さま)三柱の神さまが姿を隠されたあと、高天原には水に浮かぶ油のような、くらげのようにさまよう状態で「国」がありました。そんな中、激しく燃え上がるものから生まれた神さまを「宇摩志阿斯訶備比古遲神(うましあしかびひこじのかみ)」と「天之常立神(あめのとこたちのかみ)」といいました。宇摩志阿斯訶備比古遲神は葦の芽を神格化したものと解釈され、たくましく成長することへの願いが込められた男性の神さまとされています。一方の天之常立神は、天の根本神とも呼ばれています。この二柱の神さまも、両性具有、結婚をせず、人間の前に姿を見せることなく隠れてしまいました。 「造化の三神」とこの二柱とを合わせた五柱の神さまを、「別天(ことあま)つ神」、つまり、天の神様の中でも特別な神さまだとされています。201805 - 5月号-169

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